ディズニーとカスタマージャーニー

60年の歴史を持つテーマパークのことを考えるとき、「ユーザーエクスペリエンス最適化」という言葉は、インターネット時代の言葉であり、ほとんど頭に浮かばないのではないでしょうか。

ディズニーのマーケティング戦略のカスタマージャーニー 下の写真は、1957年に発表されたディズニーのマーケティング戦略です。

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disney のビジネスモデル 1950年代

ディズニーのユニバーサムの中心には、劇場用映画が見えます。映画はディズニーが最も得意とする分野であることは明らかです。その他の重要な要素は、テレビ、音楽、出版物、商品、そしてもちろん、ディズニーランドです。

この巨大なマーケティング・マシンは、60年以上にわたって持続的に機能しており、時代遅れだと思われるかもしれませんが、決してそうではありません。

お客さまがディズニーの新商品の情報に触れる機会は、すべて網羅されています。テレビCM、音楽のサウンドトラック、グッズ、出版物。お客さまが家でテレビを見ていても、バスの中で雑誌を読んでいても、お店で商品を見ていても、ディズニーの情報に出会う可能性が高いのです。

ディズニーは、1つのインタラクションだけでなく、ジャーニー全体をデザインしているのです